
講師は、ヤマザキ学園大学の福山貴昭先生です

ここでいうハンドリングというのは、イヌやネコが動かないように身体を支えることです(^○^)
今回のテーマでもあるジェントリングとは、もともとの定義はありませんが、ここでは「イヌやネコを優しく扱う」という意味で、ハンドリングとは、「イヌやネコが動かないようにする」という意味です。
ハンドリングは、診察の時に私たち看護師が行います

診察台は、イヌやネコによっては緊張したり、怖い場所であったりする為、たくさんのストレスがかかってしまいます。少しでも不安な気持ちを取り除いて、診察や処置がスムーズに行えるようにします。
ところで、イヌやネコが診察台を怖がる理由はたくさんあります

必ずしも、“診察台の上で痛いことをされる”からではありません。
恐怖を感じるほとんどが、診察台の上に乗せられ、私たちが近づき、慣れない声が聞こえ、身体を触られるからです。
それに加え、聴診、体温測定をはじめ、場合によっては検便、注射やレントゲン検査、採血、などをします。
また、日常ケアとして、ブラッシング、爪切り、足ふき、耳掃除、歯磨きなどもあります。こんな時も、ハンドリングが大変重要になってきますが、上手なハンドリングのためには普段から身体を触られることに慣れているか、安心して人に身を委ねることができるかがポイントになってきます

恐怖心を100%取り除くことは残念ながら出来ませんが、少なくすることはできます

皆さんのワンちゃんやネコちゃんが少しでもストレスなく診察が受けられるように、今回学んだことを生かしていきたいと思います

皆さんへの豆知識♪
前足の力が抜けているのが、上手な抱っこです(^^)
以上、南がお伝えしました(^^)